フッ素洗口

主に小学校や幼稚園など、集団で行う方法です。
また、集団以外でも、むし歯のリスクが高い子供にも応用されます。
フッ素塗布などに比べ、低濃度(900ppm、450ppm、225ppmなど)のものを用います。
低濃度であるため、安全性が高い方法です。
集団応用では、週1回行う方法が一般的です。
小さな子供などでは、習慣化させるため毎日法も多く用いられます。

しかし現状では、特に都市部においては、あまり行われていません。
これは、フッ素の大量投与時の毒性や、オーバートリートメント(過剰な処置)として、反対する声も多いためです。
しかしこの状況は、フッ化物洗口に対する理解の低さによるものであると思われます。
現在では大学や保健所、歯科医師会などが中心となり、フッ素洗口を広げていこうという動きが強まっています。
このため、現在はフッ素洗口を取り入れる小学校が増加しています。

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